ピルは毎日服用することが大切
オオサカ堂には経口タイプの医薬品がたくさん販売されていますが、その中には「1回飲むだけでかなり症状が改善されるもの」と「一定期間毎日服用し続けることではじめて効果が発現・維持されるもの」があり、女性が望まない妊娠を防ぐために飲むピルは後者に分類されます。 後者のタイプに分類される医薬品を飲むときに注意しなければならないことといえば、なんといっても「飲み忘れ」ですが、これを防止する方法や対策法にはどのようなものがあるのでしょうか。 ピルの飲み忘れを防止するには、服用するタイミングを特定の時間帯に決めてしまい、習慣づける方法が最良です。 しかし、特に飲み始めるようになって間もない頃だと、この方法を実践しようと意識していたとしても飲み忘れてしまうケースがよくあります。 そんなときは、スマートフォンに専用のアプリをインストールしておくと良いです。 今日ではピルを服用する人向けに開発されたアプリが複数種類存在しており、インストールすると予め設定した服用のタイミングが近づくとスヌーズなどで知らせてくれる機能や、経口避妊薬の使用や病院の通院記録など、ピルを飲み続けるにあたって大事な情報を管理する機能などが使えるようになります。
飲むべき時間から何時間経過している?
アプリをインストールしたくないのであれば、OS標準の機能をつかって特定の時間に知らせるようにする方法でも飲み忘れ防止には有効でしょう。 もし、いろいろ防止策をとったのにもかかわらず飲み忘れてしまったときの対処法は、忘れたことに気がついたタイミングが本来飲む時間帯からどの程度経過していたかによって異なっています。 当然、早く気がつくほど避妊効果は維持されます。 経過していた時間が24時間以内であれば、気がついた段階で1回分を服用し、次回飲む時間から本来のリズムに戻せば効果が低下することはありません。 ほぼ24時間ぴったりだった場合でも、飲み忘れた分と本来飲む分を両方とも飲めば問題は起こらないでしょう。
飲み忘れて24時間以上たっていたら要注意
注意が必要になってくるのは、飲み忘れに気がついたのが24時間を超えていた場合です。 もし、48時間が経過していないのであればピルについては飲み忘れた2錠分を1回で服用し、次から1錠ずつの服用に戻し、1週間程度は他の避妊方法を併用すれば妊娠の確率が低いままで維持することができますが、48時間を超えた場合は緊急避妊薬をつかうか、現在使用しているシートを放棄し、性行為を控えて新しいシートを取り出すタイミングが来るまで待つ必要があります。 なお、飲み忘れたのが偽薬(プラセボ)だった場合は、身体に影響がでることはないので、飲んだものとして扱えば問題はありません。
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